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  • 2007.12.18 Tuesday
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配達人

しばらく沈黙。男鍵を開けて土足のまま入ってくる。まるでピザ屋の定員の格好。
太郎「え?・・・ちょっと(びびっている)」
男 「(マニュアル?を見ながら)毎度ありがとう御座います!あ、あなたの願い届けたい幸せ印の願い商店です!」
  沈黙。
太郎 「・・え」
男 「・・え?(きずき)すみません!自分まだ新人なもので、お気を悪くしたらすみません!!(マニュアルを見て)毎度ありがとう御座います!あ、あた、あたなの願い届けたいしわわせ印の願い商店です!(作り笑顔が引きつっている)」
太郎「あの〜よくわからないんだけど・・それに人の部屋に勝手に・・・」       そこへ、闇金融のチンピラ達が取り立てにやってくる。かなり馬鹿っぽい。
チンピラ「(すごいメンチきっている)どうも、伊集院さん。やっと会えましたねー」
太郎「さっき電話でいったんですが、もう少し待ってくれと・・・」
チンピラ「待てるか!え?このがき!なめんじゃねえぞ!」
太郎と男、びびって抱き合っている。チンピラ電話をかける。
チンピラ「どうも兄貴!伊集院いました。きてください。(切る)ちょっと待ってろや
今兄貴くっからよ」
太郎「も、もうだめだ(愕然としている)」
チンピラ「(兄貴を見つけて)どうぞ!兄貴!こちらです。」
兄貴登場。あきらかにチンピラより弱そう。まったく怖そうに見えない。
兄貴「どうも、伊集院はん。きょうこそきっちり500万耳そろえてかえしてもら   いまひょか?」
太郎「ごめんなさい。今日全部無理なんです。」
兄貴「じゃっかーしいわ!慈善事業やってんとちゃうで!おいまさ!(何かを促す)」
マサ「(かばんから細い食いかけのパンを取り)どうぞ兄貴!!」
兄貴「おら!しっかり払わんとこのパンで、パン?!(マサをパンで殴る)ぼげ!パン 出してどないすんねん!わしがおいいうたらドスやろが!」
マサ「す、すんません!(かばんを探す)忘れました」
兄貴「しゃーない、じゃぁチャカだせや」
太郎と男びびりまくる。
マサ「へい!(再び探す)チャカも忘れました!」
兄貴「(二人に)ちょっとまっとれ!(マサをたたく)ぼけ、お前何考えトンじゃ」
マサ「何も考えてません(泣きそう)」
兄貴「あほ、毎日なにしにきとんじゃい」
まさ「仕事です」
兄貴「あたりまえじゃ!」
     ・・・・・・   
   

ある日

ある部屋の一室、一人の中年が寝ている。伊集院太郎35歳無職である。この男、5年前に社会で挫折してから、その日暮を続けている。気力がなくなったのだ。
ギャンブルにはまり借金をつくり、いつしか惰性の人生に脱出できなくなり、5年も経過してしまったのである。
太郎いつもどおり昼過ぎに目覚める。戸をたたく音。
管理人「伊集院さん。山本です。・・・先月の家賃そろそろお願いしますね」
太郎微動だにせず、居留守を使う。いないことを確かめ、ほっとする。
太郎「はぁ〜・・・もうだめだ・・・・」
携帯電話が鳴る。太郎着信を見て、しばらくおどおどしている。
太郎「はい・・・そうです・・・あのすいません・・らいげつには払いますから。ほんとすいません!」
電話を切る。同時に万年床に倒れこむ太郎。
太郎「もうやだ・・誰か助けて・・・」
再び。戸をたたく音が。居留守を使うが、ノックの音はやまず
男「伊集院さん?願い商店です。願い届けにきました」
太郎「・・・?」
男「伊集院太郎さん?今さっき願いご注文されましたよね?」
太郎「だれ?」
男「願い商店です。お世話になってます。」
太郎「いや・・・知らないから」
男「たしかに今ご注文されましたよね?助けてほしいと」
太郎、怖くなって布団に入り込む。

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